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医院名
ライラッククリニック
院 長
宮坂 佳男
住 所
〒242-0004
神奈川県大和市鶴間2-11-29第2大和クリニックモール3F

診療科目
  • 脳神経外科
  • 脳神経内科
電話番号
046-204-5551
地域の皆様の健康の寄与に努力して参ります。

お気軽にご相談ください。

がんドック(DWIBS法)

DWIBS(ドゥイブス)法とは

DWIBS法とは2004年に日本人医師によって開発された新しい検査方法で、MRIを使用して体の広い範囲にわたって、がんや転移を探す全身検査です。当クリニックでは平成31年より、MRIによる最新の画像技術であるDWIBS法をがんの発見や転移の検索、化学療法や放射線治療後の経過観察に積極的に用いることで、患者さまに金銭的、身体的に負担の少ない検査を実現しています。

またDWIBS検査を実施している医療施設はまだ非常に少ない中、当クリニックでは先進的な医療の提供を積極的に行っています。

DWIBSとPET-CTの比較

同様の全身のがん検査にPET-CTがあります。両検査を比較するとPET-CTは悪性腫瘍(がん)がエネルギー代謝(糖代謝)の高いことに着目し悪性腫瘍を検索するのに対し、DWIBS悪性腫瘍が細胞密度の高い(細胞と細胞の間が狭い)ことに着目し細胞間の水の動きをもとに悪性腫瘍を検索します。

PET-CT検査と比較してDWIBS検査の利点は、①被ばくがない、②検査費用が安価、③食事制限の必要がない、④注射が不要、⑤糖尿病で血糖値が高くても受けられることなどがあります。これだけ聞くと画期的で素晴らしい検査のように思えますが、実はDWIBS検査には弱点もあります。

DWIBS検査の弱点として、PET-CT検査と原理が異なることから、PET-CT検査で病変が写ってもDWIBS検査では写らない場合があります(逆の場合もあります)。特に肺や心臓周囲、消化器の病変検出が苦手とされているほか、正常組織(リンパ節、脾臓、精巣など)や炎症組織も検出されてしまいます。またペースメーカーなどを埋め込んでいる方は検査を行えないという欠点が挙げられます。 しかし、DWIBS検査の検診としてのエビデンスは蓄積中ですが、すでに多くの研究会での実績報告があり、実際にがんの診断や治療効果の判定方法として活用されているのもまた事実です。

                 DWIBSとPET-CTの比較表

DWIBSPET-CT
被ばくなし検査薬と放射線(2重被ばく)
注射なし検査薬を静脈注射
食事制限なし検査前絶食やインスリン制限
検査時間約30~40分注射を含め約3時間
検査後処置なし検査薬の放射能が下がるまで待機
糖尿病患者検査可検査できない場合がある

DWIBS画像


DWIBS検査と採血

DWIBS検査と採血を組み合わせた、今までにない被ばくゼロの検診です。DWIBS検査の最大の利点である被ばくがないことで可能となる短期間での繰り返し検査を行うことにより、正常組織や炎症組織と悪性腫瘍を鑑別する精度が高まる(悪性腫瘍は増殖し大きさが変化する)ため1年に2回受診することで、より精度を高めた検診が可能になります。

DWIBS検査について                                                         

・放射線を使用しないため、全く被ばくがありません。                                          ・PET検査のように注射をする必要がないので痛みもありません。                                     ・食事制限はありません。また、お薬もいつもどおり服用していただいて構いません。

注意事項                                                                DWIBS検査はMRI装置を利用しています。下記に該当される方はDWIBS検査を受けることが出来ません。

 1)ペースメーカーを装着されている方(MRI対応のものも含む)
 2)体内に電子機器を装着されている方(神経刺激装置・人工内耳・埋め込み型除細動器(ICD)など)
 3)妊娠中の方、または妊娠の可能性のある方
 4)狭いところが苦手(閉所恐怖症)な方                                                5)検査時間中(30~40分)静止できない方                                                6)体格の大きい方(MRI装置のトンネル内に入れない方は検査を受けることができません)

その他、手術によって体内に金属を装着されている方は、材質などによって検査を受けられない場合がありますので、予約申込時にお問い合わせください。

検査までの流れ

1.予約申込(電話または来院)                                                                                                                                                                  受診者のお名前などの情報及び次の事項の確認をさせていただきます。

 <確認事項>
  1.今まで受けた手術などで体の中に金属は入っていますか?
  2.閉所恐怖症はないですか?

2.検査当日                                                               当日は、ライラッククリニック受付(3階)にお越しください。

  1.持ち物:診察券
  2.検査前にMRI問診票に記入および確認(問診後に、その内容により検査が受けられない場合があります)
  3.次回検査日の予約(検査当日に次回(6ケ月後ぐらい)の検査希望日を決めてきてください
  4.採血(腫瘍マーカー)
  5.ライラッククリニック画像センター(1階)に移動し更衣
  6.MRI検査(約40分)
  7.更衣
  8.会計


3.検査結果報告(4~6週間後を目安に郵送します)

料金のご案内

がんドック:画像検査コース<DWIBS検査 2回+胸部CT+血液検査(腫瘍マーカー)> 50,000円

  ※腫瘍マーカー項目  (6種類)

   (共通)ProGRP・CYFRA、AFP、CEA、CA19-9、(男性のみ)PSA、(女性のみ)CA-125


お申込み方法

がんドックは完全予約制になっております。                                                    予約のお申し込みは、お電話または来院にて受け付けております。

 電話番号046-204-5551
 ライラッククリニック受付
 ※ご予約・お問い合わせは、平日9:00~18:00にお願いいたします。